【にかほ市・伐採事例】家の2階を超えるカナメモチが電線に…!狭所での特殊伐採をベテランが解説
こんにちは。にかほ市を中心に、地元の庭木と格闘している「庭寅」です。
今回は、にかほ市内のお客様から「家の横にあるカナメモチが大きくなりすぎて、電線に引っかかりそうで怖い」というご相談をいただきました。現場に駆けつけてみると、確かに2階の屋根近くまで伸びた立派なカナメモチが、風に揺られてすぐそばの電線をかすめていました。
【現場の状況】家と電線に挟まれた、逃げ場のない狭いスペース
今回の現場は、なかなかしびれる環境でした。カナメモチの木が家の外壁にぴったり張り付くように生えていて、すぐ隣には道路と歩道、そして頭上には電線が通っています。
これ、植木屋の「あるある」なんですけど、カナメモチって最初はきれいな生垣として植えられることが多いんです。でも、手入れを少し休むと、幹が細いままビューンと上に向かって伸びてしまう特徴があります。今回も、上の方だけに紅色の葉っぱがもっさりと密に茂っていて、頭でっかちな状態でした。風が吹くと本当に頼りなく揺れるので、お施主様が心配になるのも当然です。
でも、これだけ家や道路、電線が近いと、根元からチェーンソーを入れてドカンと倒すなんてことは絶対にできません。一歩間違えれば、家を傷つけたり、電線を切って停電させたり、最悪の場合は道路を通る人に怪我をさせてしまいます。だからこそ、今回は少しずつ上から解体していく方法をとることにしました。
【作業の内容】ロープと技術で、上から順番に「切り下ろし」
安全を一番に考えて、今回ははしごと作業ベルト、それに高所作業車(チェリーピッカー)を現場の状況に合わせて使い分けながら作業を進めました。狭い場所での伐採は、力任せにやっても絶対にうまくいきません。と言うよりも、力任せにやろうとすると大怪我をしたり家を壊したりして大惨事になります。だからこそ、頭を使って段取りを組むことが何より大事なんです。
1. 小枝の処理からスタート
まずは、一番上の邪魔な小枝から片付けていきます。ポールソー(高枝チェーンソー)や小さめのチェーンソーを使って、少しずつ枝を落とします。でも、そのまま下にポイポイ落とすと、下の道路や家の壁にぶつかってしまいます。だから、ワーカー(作業員)がロープで枝を一本ずつ縛り、下で見守るスタッフと息を合わせながら、ゆっくりと手元に手繰り寄せるようにして安全に地面へ降ろしていきました。
2. 幹を段階的に切り分ける
枝がすっきりしたら、次は幹の番です。ここからは幹の上部から少しずつ、ブロックごとに細かく切り分けていきます。幹にロープを頑丈に巻きつけて、切り離した瞬間にロープで吊るすようにしてコントロールします。これを「リギング」と言ったりしますが、要するに木を宙吊りにして、人力や滑車を使いながら安全に地上へ降ろす技術です。こうすれば、狭い庭でも家に一切傷をつけずに作業を進められます。
3. 下部幹の処分と仕上げ
上半分がなくなれば、あとはもう安心です。残った下の方の太い幹を慎重に切り出し、根元をきれいに整えて無事に作業完了となりました。切った後の切りくずや丸太も、道路に散らばらないようすぐに回収してきれいに掃除します。
今回の作業目安(時間と人数)
木が電線に絡みついていたことと、道路が近いため交通整理をしながらの作業でしたので、慎重に時間をかけました。
- 作業人数:2名(高所作業、地上補助兼交通整理)
- 作業時間:約3時間半
例えば、もっと障害物が少なくて広い場所なら2時間もあれば終わる作業ですが、今回のように「電線が近い」「家がすぐ横」という条件では、安全確認の時間が作業の半分を占めます。でも、ここで焦って事故を起こしたら元も子もないですからね。じっくり確実に進めるのが、一番の近道です。
にかほ市での伐採、手に負えなくなる前にお任せください
お客様からは「風が吹くたびにビクビクしていたから、これでやっと安心して眠れる」と、ホッとした笑顔で言っていただけました。この瞬間が、この仕事をやっていて一番嬉しいときです。
カナメモチのように、最初は小さかった庭木も、気づけば手の届かない高さになってしまうことはよくあります。「ちょっと高くなりすぎたかな」「電線が心配だな」と思ったら、自分ではしごに登って無理をせず、気軽にご相談ください。狭い場所でも、お家や周りの設備を傷つけないように、しっかり安全に伐採させていただきます。にかほ市の皆さんの大切な家と安全を守るために、庭寅がいつでも駆けつけます!
<この記事の執筆者>
庭寅
<サービス内容>
庭木の剪定・刈込、樹木伐採、特殊伐採、草刈り・芝生張り、
庭木消毒・防虫対策、外構工事など
<対応エリア>
秋田県にかほ市・由利本荘市・秋田市

